知識

悪天候時の運転を快適にする!ドライビングサングラス活用術

悪天候時の運転を快適にする!ドライビングサングラス活用術
  • 「悪天候時の運転が苦手なのだけどいい方法ないかな」
  • 「悪天候時の運転にドライビングサングラスは効果があるの?」

 

悪天候時の運転に不安を抱いている人はいませんか。悪天候時の事故率は急激に上がります。高速道路では、晴天時に比べ悪天候時の事故の発生数が数倍違うそうです。ある意味不安を抱くのは大切なことかもしれません。ただできれば少しでも快適に運転したいですよね。

 

そこで活用できるのがドライビングサングラスです。しかし性能を間違うと逆に見づらくなるかもしれません。そこで今回は「ドライビングサングラスは悪天候時の運転を快適にする」を解説します。活用術や選び方と併せて参考にしてください。

 

長距離運転のサングラスは疲れる?
長距離運転のサングラスは疲れる?

「車で遠出の旅行を計画しているのだけど、サングラスって使うべき?」 「長距離運転でサングラスを使うと疲れるのかな?」   長距離運転でサングラスを使用するか悩んでいる人はいませんか。サングラ ...

続きを見る

 

お試しレンタルサービス

ドライビングサングラスは悪天候時の運転を快適にする!

 

ドライビングサングラスは悪天候時の運転を快適にする!

 

雨の日に事故が多くなるのは仕方がありません。前方の見づらさやスリップなどから衝突事故を発生させます。悪天候時に事故を起こしたほとんどの人が「視界が悪くて」と説明をすることでしょう。つまり悪天候時の視界を少しでも良くすれば、運転は快適に近づくはずです。

 

雨の日に事故が多くなる理由

 

雨の日に車の事故が増えるのは視界の悪さです。ただ、歩行者の立場も考えることで、事故が多くなる理由を確認しおきましょう。

 

ココに注意

  • 歩行者は傘を使っているので視界が遮断される
  • 歩行者は晴れの日よりも足元を気にする
  • 雨音のせいで車の音が聞こえない

 

晴れている時の歩行者は車に気を配ります。しかし悪天候時になると、雨に濡れないように必死です。中には「車が歩行者を守るのが義務」とまで思っている人もいます。早く目的を達したいといった想いから余裕がなくなり、自分の行動が優先になるかもしれません。

 

悪天候時になると車も視界が悪くなります。歩行者よりも事故に対する意識は強いですが、車は人が歩く何倍ものスピードで走ることから制御が難しいです。視界と路面の悪さからスリップを起こし焦ることで事故を起こす可能性が高まります

 

事故を起こした人の中には「晴れていれば気が付いたのに」と説明する人もいることでしょう。

 

曇りの日のサングラスは必要?色や選び際の注意点
曇りの日のサングラスは必要?色や選び際の注意点

  曇りの日でもサングラスはかけた方がいいのかな? 曇りの日にサングラスをかけていると周囲の印象が気になる   上記のような悩みを抱えている人はいませんか?サングラスの主な役割は眩 ...

続きを見る

 

運転に必要な情報は目から

 

運転時に必要な情報のほとんどを目から得ます。視界が悪くなればなるほど、必要な情報が乏しくなり安全から離れていくのです。

 

ココに注意

  • ガラスに雨がつくことで見えづらい
  • ひどい雨の時はワイパーの早い動きで見えづらい
  • 他の車から飛んでくる大量の水で見えづらい

 

上記の見えづらさが対向車や歩行者の存在を消します。そして歩行者や対向車の運転手も雨に気を使っているのです。お互いが雨を気にすることで事故が起きてしまいます。「晴れていれば」となるのは、お互いに注意が散漫になっているからかもしれません。

 

悪天候時の運転を快適にする方法はドライビングサングラス

 

悪天候時にドライビングサングラスを使用すると見えやすさが良くなり、裸眼よりも快適な運転が行えます。「でもサングラスって暗くなるのでは?」と思われた人は、通常のサングラスをイメージしたのでしょう。運転に使用するサングラスはJIS規格の規定をクリアしたドライビングサングラスでなければいけません。ドライビングサングラスに備わっている偏光レンズが雨の日の見えづらさを解消してくれます。

 

悪天候時の運転に悩まれている人は、ドライビングサングラスを活用しましょう。

 

運転サングラスに規定はある?昼間と夜間で規定が違う
運転サングラスに規定はある?昼間と夜間で規定が違う

  「運転中のサングラスを検討しているのだけど規定ってあるのかな?」と悩まれている人はいませんか。運転サングラスには規定があります。どのようなサングラスでも使用していいわけではありません。も ...

続きを見る

 

お試しレンタルサービス

悪天候時のドライビングサングラス活用術

 

悪天候時のドライビングサングラス活用術

 

悪天候時はドライビングサングラスを効果的に活用しましょう。ドライビングサングラスを活用することで、運転に必要な情報を得るべきです。

 

必要な情報が見えやすい

 

晴れているときは気になりませんが、悪天候時は次のものが見にくくなります。

例えば

  • 標識
  • 白線
  • 信号機

 

どれも安全運転に欠かせない情報ばかりです。晴れているときは気になりませんが、悪天候時の見えづらさから「見えない」とイライラ度を高めます。このイライラも事故につながる原因かもしれません。初めて走る道で雨が降り、一方通行の標識を見逃し事故を起こすといった状況もあります。普段だったら見落とすことのない標識でも、フロントガラスの見えづらさに前ばかりが気になり、標識の存在に気付かなかったことで発生する事故です

 

白線が見えづらいことで発生する事故もあります。悪天候だからこそ気が付けません。しかし性能の良いドライビングサングラスを使用していたらどうだったでしょうか。見づらい状況が解消され事故が防げた可能性が高まります

 

歩行者や対向車に気が付ける

 

歩行者や対向車に気が付くのも大切です。万が一事故を起こしても物損だったらまだ救われます。しかし歩行者や他の車の運転手にケガを負わせたら大変です。物損事故でも隣の我が子や自分がケガをしたら悔やまれます。

 

雨だからといって子供や配偶者を迎えに行った帰りに事故を起こしケガをさせたら目も当てられません。迎えに行く途中で事故を起こしても不幸です。車での迎えを頼んだ人は後悔します。
ドライビングサングラスは視界を良好にすることで歩行者や対向車に気が付きます。見えやすくなることが、周囲への気遣いにつながるのです。上手に活用をしましょう。

 

夜間雨天の運転でサングラスは危ない?
夜間雨天の運転でサングラスは危ない?

  「夜間や雨天の運転でサングラスを使うのは危ないのかな?」 「夜間の運転でサングラスをかけるのは禁止されてる?」   夜間の運転でもサングラスを使いたいけど、「実際に使用していい ...

続きを見る

 

悪天候時に使用するドライビングサングラスの選び方

 

悪天候時に使用するドライビングサングラスの選び方は次のとおりです。

ココがポイント

  • 可視光線透過率は80%程度
  • 悪天候時のレンズカラーはイエロー系がおすすめ

 

可視光線透過率は80%程度

 

悪天候時に使用するドライビングサングラスには、可視光線透過率80%程度のものを選ぶようにしましょう。可視光線透過率とは、レンズを通過する光の割合です。数値が高くなると多くの光を通します。つまり0%は真っ暗で、100%ならば裸眼と変わらない状況です。

 

運転で利用するサングラスの可視光線透過率はJIS規格で定められています。

 

ココに注意

  • 昼間の運転では、視感透過率8%以下のレンズは使用禁止
  • 夜間の運転では、視感透過率75%未満のレンズは使用禁止
  • 信号機の色や標識が認識できないカラーのレンズは使用禁止

 

昼間であれば、視感透過率が8%を超えていれば問題はありません。ただ昼間といっても悪天候時は暗いです。JIS規格の中には信号機の色や標識が認識できるといった文言も含まれています。薄暗いなかで可視光線透過率が低いサングラスを利用するのは危険です。

 

悪天候時は光を通しやすい可視光線透過率80%程度のものを選ぶようにしましょう。さらに偏光レンズを搭載しているのであれば、雨によるギラつきも抑えられます。割合に注意して選ぶことが大切です。

 

悪天候時のレンズカラーはイエロー系がおすすめ

 

悪天候時に使用するドライビングサングラスのレンズカラーはイエロー系がおすすめです。イエロー系のレンズカラーの特徴を紹介します。

 

ココがポイント

  • コントラスト効果が高い
  • 物体の輪郭や細部が見やすい
  • 視認性が低下する運転に効果あり

 

イエロー系は視界の明るさを増してくれます。悪天候時は昼間の時間帯でも暗いです。明るい部分は明るく、暗い部分はより暗くなるため、物体の存在に気が付きやすくなります。悪天候時は薄いイエロー系のレンズがおすすめです。

 

ファッションにも使える!ドライビングサングラスの選び方
ファッションにも使える!ドライビングサングラスの選び方

ドライビングサングラスの選び方について知りたい ドライビングサングラスはファッションにも使えるの?   運転時に利用する人が増えてきたドライビングサングラス、機能性はもちろんのことファッショ ...

続きを見る

 

悪天候時の運転を快適にするまとめ

 

悪天候時は運転を快適にして事故を防ぐためにもドライビングサングラスを活用しましょう。ドライビングサングラスは裸眼で運転をするよりも視界を良好にしてくれます。目から得られる確かな情報により、運転が快適になるのは間違いありません。悪天候時に起きる運転しづらさのイライラから解消されます。

 

ただし、性能が合わないと見やすさが半減するので注意をしましょう。選び方も重要です。雨の日は事故が増えます。安いドライビングサングラスもありますが、性能が伴っていなければ意味がありません。少し高額になるかもしれませんが、確かな性能を有したドライビングサングラスを選ぶことが大切です。

お試しレンタルサービス

-知識