「車用のサングラスがあるって本当?」
「自動車で使えるサングラスの選び方が知りたい」
車用のサングラスの選び方で悩まれている人はいませんか?オシャレで使用する機会が多いことから、「車の運転でサングラスをかけていいの?」と怪しむ人がいることでしょう。サングラスをかけての運転は問題ありません。眩しさを軽減して安全性を向上させます。ただ、どんなサングラスでも良いかといえば、そういうわけではないので注意をしましょう。規定をクリアしていないサングラスで運転をすると、安全運転義務違反に問われるかもしれません。
そこで今回は車用サングラスについて解説をします。自動車で使えるサングラスの選び方と併せて参考にしてください。
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車用サングラスとは?
車用サングラスとは、運転中の見え方を向上させる性能を持つJIS規格の規定をクリアしたサングラスのことです。JIS規格をクリアしていなければ車用サングラスとは呼べません。もしクリアしていないサングラスをかけて事故を起こせば、安全運転義務違反にも問われてしまいます。
車用サングラスと一般的なサングラスの違い
一般的なサングラスとの違いは「使用目的」です。使用目的が異なるからこそ選び方もかわってきます。まずは一般的なサングラスにどのような目的があるかを確認しておきましょう。
ココがポイント
- 眩しさや紫外線から目を守る
- 風や塵、花粉やほこりから目を守る
- ファッションを楽しめる
- 眩しくて見えにくい視界を良好にする
一般的に使用するときのサングラスはファッション重視の人が多いです。眩しさの軽減で利用する目的もありますが、やはりデザインへのこだわりが高まります。しかし車用サングラスは性能重視です。選べる範囲はファッション重視よりも狭まります。使用目的が異なるのが原因です。
デザインが気に入ったから購入と至らないのが車用サングラスで、JIS規格の規定をクリアしているうえでデザインが気に入ったから購入といった流れになることでしょう。
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車用の規定をクリアしていないサングラスは危険
車で事故を起こせば取り返しのつかないことになるかもしれません。ルールを守って運転をしなければ大きな罪に問われることもあります。当然ながら自動車のスピードは歩行よりも早いです。眩しさが一瞬で変化することもあります。あまりにも暗くなるサングラスで急にビルの陰に入り暗くなったらどうなでしょうか。周囲が見えなくなり障害物や人に追突するかもしれません。車用の規定は、このような状況に陥らないためにも定められています。
外を歩いたり遊んだりする際にかけるサングラスに規定はありません。ただ車の運転をする際にかけるサングラスには規定があります。JIS規格の規定をクリアしていないと、周囲と自分の命を危険にさらすかもしれません。事故の際に過失割合に影響を与える可能性もあるので注意をしましょう。
車用サングラスの購入方法
車用サングラスの一般的な購入方法は次のとおりです。
- メガネ店やサングラス専門店
- カー用品店
- 通販
めがね店やサングラスの専門店で扱っています。クルマ好きが集まるようなカー用品店でも、購入が可能です。近くに扱っているお店が無い場合は通販での購入を検討しましょう。最近は無料でお試しをさせてくれるドライビングサングラスの通販サイトもあります。初めて購入するから不安と思っている人にも優しい購入方法です。
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自動車で使えるサングラスの選び方
自動車で使えるサングラスの選び方は次の5つです。
- JIS規格の規定をクリアしたサングラス
- 運転する時間帯によってレンズカラーを決める
- 偏光レンズを選ぶ
- 強いレンズを選ぶ
- 顔にフィットするサングラス
JIS規格の規定をクリアしたサングラス
車用サングラスを選ぶ際に必ず守らないといけないのが、JIS規格の規定をクリアしたサングラスであることです。車用サングラスや自動車の運転で使えるサングラスと紹介されている商品は、安心して活用できます。もし紹介されていなくても、次の規定をクリアしているかを確認しておきましょう。
ココがポイント
- 昼間の運転時は視感透過率が8%を超えていること
- 夜間の運転時は視感透過率が75%超えていること
- 信号機の色が識別できる色であること
視感透過率とは、レンズが光を通す割合のことを指します。夜間は昼間よりも暗いのでより高い割合が必要です。昼間の規定だけをクリアしたサングラスは夜間に使用できません。昼夜を問わず同じサングラスを利用したい場合は、75%を超えた視感透過率のレンズが必要です。
一般的に使用される車用サングラスの視感透過率は20%~30%といわれています。ただ主に夜間の運転時で利用したい人は75%超えているサングラスを選ぶようにしましょう。
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運転する時間帯によってレンズカラーを決める
レンズカラーの選び方も重要です。JIS規格では信号機の色を識別できるサングラスと決められています。周囲の暗さ、レンズカラーや濃さによって見え方が変わってくるので、運転する時間帯によってカラーを選びましょう。
ココがポイント
- 昼間の運転:ブラウン系、グレー系
- 夜間の運転:イエロー系
このレンズカラーは趣味じゃないと思われる人もいるかもしれませんが、車用サングラスは機能性や見やすさの向上で選ぶことが大切です。信号機や標識が見えやすくなるレンズカラーを選ぶようにしましょう。
偏光レンズを選ぶ
車用サングラスには、偏光レンズ搭載のサングラスを選ぶようにしましょう。偏光レンズが搭載されていなくても規定を違反はしていません。ただ見え方がだいぶ変わります。運転のしやすさで選ぶのならば偏光レンズを搭載したレンズがおすすめです。
ココがおすすめ
- 反射光や照り返しをカット
- コントラストを明確にする
- 視界がクリアになる
偏光レンズが搭載されていないサングラスはまぶしさを軽減するためにかけます。そのため光のノイズはそのままです。偏光レンズは光のノイズをカットし見やすさを向上させます。見えにくいストレスから解放されることで、眼精疲労を軽減するのが魅力です。
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車用サングラスを選ぶのならば、強いレンズを採用したサングラスを検討しましょう。サングラスに使用されるレンズは主に次の2つです。
- プラスチックレンズ
- ガラスレンズ
それぞれにメリットがありますが、耐久性などに優れているのはガラスレンズです。市場はプラスチックレンズが主になっていますが、高額ですが、車用サングラスにはガラスレンズを採用しましょう。
プラスチックレンズは熱に弱く、真夏の車内に放置するとレンズがすぐに傷む可能性が高いです。コートが剥がれ性能が落ちたサングラスは見えにくくなり、運転に支障をきたすかもしれません。
車用サングラスにはガラスレンズを採用したサングラスがおすすめです。
顔にフィットするサングラス
顔にフィットするかを確認してから選ぶようにしましょう。運転中にサングラスがズレたら危険です。フィット感のあるサングラスを選ぶべきです。
サングラスは欧米から誕生しました。最近では日本でも使用する人が増えてきましたが、まだまだファッションとして活用する人が多くいます。海外製になると日本人の顔にフィットしないかもしれません。必ず試してから購入をするべきです。
車用サングラスとはまとめ
サングラスはファッション性だけでなく機能性を重視した使い方もあります。運転中の見え方は重要です。最近はヘッドライトにLEDを採用する車が増えてきました。さらにハイビームが推奨されていることから、運転中の目の負担も高まっています。
規定をクリアした車用サングラスを利用すれば視界がクリアになりストレスも軽減されることでしょう。自動車でも使えるサングラスの選び方を参考に検討されることをおすすめします。