- 「安いドライビングサングラスを使うと目に悪いって本当?」
- 「すごく安いのだけど目に悪影響がないかな?」
安いドライビングサングラスに不安を抱いている人はいませんか?ドライビングサングラスは運転を快適にします。しかし安いドライビングサングラスだと性能に疑いが生じますよね。目を悪くしたら大変です。
安いドライビングサングラスの性能が悪く、逆に見えづらくなり、事故を起こしたら残念でしかありません。そこで今回は「安いドライビングサングラスは目に悪い」について解説をします。目に悪い可能性があるドライビングサングラスと併せて参考にしてください。
-
-
5,000円以下 ドライビングサングラスはどうなの?
「ドライビングサングラスを5000円以下で購入したいのだけど大丈夫かな?」 「5000円以下のドライビングサングラスってあるの?」 5000円以下で購入できるドライビングサングラスで悩ま ...
続きを見る
安いドライビングサングラスは目に悪い?
一概に安いドライビングサングラスがすべて目に悪いとは言い切れません。性能が高ければ見えやすさが向上し快適な運転に役立つアイテムです。しかし安いということは、性能を上げるのが難しいともいえます。
最近は100円ショップでもサングラスをみかけるようになりました。100円で販売ができています。しかし安いサングラスの目的はなんでしょうか。サングラスの主な目的は次のとおりです。
主な目的
- 眩しさの軽減
- 目に入る異物を防ぐ
- ファッション性
- 紫外線から目を守る
- 目の疲れを和らげる
- クリアな視界
100円ショップで売られているサングラスの大半は「眩しさの軽減」、「目に入る異物を防ぐ」、「ファッション性」にしか良い影響を与えません。紫外線カットや偏光レンズなど、運転中の見え方をサポートするような機能を100円の売値で備えるのは不可能に近いです。たとえ1,000円であっても厳しいと言えるでしょう。
運転中のサングラスは安全運転を向上させます。しかし、性能が伴っていないと逆に目を悪くする可能性があるので注意をしましょう。目に悪い可能性があるドライビングサングラスの特徴を知っておくことが大切です。
-
-
日本製ドライビングサングラスはおすすめ?メリットは?
「ドライビングサングラスは日本製がおすすめなのかな?」 「日本製ドライビングサングラスのメリットは?」 ドライビングサングラスの購入を検討している人の中で、日本製にしようか ...
続きを見る
目に悪い可能性があるドライビングサングラス
次のようなドライビングサングラスは目に悪い可能性があります。
ココに注意
- 紫外線カット機能が不十分
- レンズに歪みがある
- 虚偽のドライビングサングラス
紫外線カット機能が不十分
安いドライビングサングラスは紫外線カット機能が不十分の可能性が高いです。「でも色がついているレンズが紫外線をカットするのでは?」と勘違いしている人はいませんか。レンズが濃いだけでは紫外線をカットできません。どんなに濃いレンズでも紫外線カット仕様となっていなければ紫外線はレンズを素通りします。
そして周囲を暗くする紫外線カット機能が付いていないドライビングサングラスは、裸眼よりも目に悪影響を与えるのです。
ココがポイント
- サングラスによって暗くなった目が光を求めて瞳孔を開く
- 紫外線カットがないので裸眼と同じように紫外線が目にあたる
- 普段よりも開いている瞳孔に紫外線が降り注ぐ
レンズカラーが濃いほど光を求め瞳孔が開きます。その開いた瞳孔に紫外線が当たるのですから病気になるのも不思議ではありません。
紫外線をいつも以上に浴び続けた結果「角膜炎」「白内障」「黄斑変性症」といった症状が現れることもあります。深刻な問題です。安いから駄目ではなく、安いから十分な紫外線カット機能がついてないので危険といえます。
-
-
高級運転サングラスは高品質?値段に対するクオリティは?
「高級運転サングラスは本当に高品質なのかな?」 「高級運転サングラスの購入を検討しているのだけど費用対効果は大丈夫?」 高級運転サングラスの購入を検討されている人で、値段に対するクオリテ ...
続きを見る
レンズに歪みがある
安いドライビングサングラスはレンズに歪みが生じている可能性が高いです。高額なドライビングサングラスは職人が手作りをします。素材もガラスを採用し、歪みを発生させません。しかし安いドライビングサングラスは大量生産で製造される可能性が高いです。大量生産により歪みが発生します。価格重視なので仕方がありません。
安いドライビングサングラスには次のような問題が生じやすいです。
ココに注意
- 質の悪い素材を使用
- 精度の低い金型成形による品質のムラ
- コーティングが不十分
安価に製造するので素材に対する費用は控えめです。質の悪いプラスチックレンズが採用されることで歪みが生じやすくなります。また大量生産も危険です。レンズの厚みなど品質にムラがでる可能性もあります。結果、不十分なコーティングにより耐久性も損なわれるのです。
では歪みのあるレンズが目にどのような悪い影響を与えるのでしょうか。
ココに注意
- 視界がゆがむことで集中力が低下
- ぼやけることで目のピント調整が起きやすく疲れる
- 左右の見え方がズレることで頭痛や肩こりがおきる
レンズの歪みは身体に悪影響を及ぼします。本来運転を快適にするべきアイテムのドライビングサングラスが、逆に疲れてしまう状況に陥るかもしれません。安くてもレンズに歪みが生じなければ問題はありませんが、大量生産の限界があります。職人がこだわって作りあげる一級品との違いです。
虚偽のドライビングサングラス
安いドライビングサングラスの中には性能が高いことを装ったものもあります。ドライビングサングラスに限ったことではありませんが、まるで運転に必要な性能が備わったかのようにみせるドライビングサングラスは危険です。
「安いけど性能が伴っている」とすぐに判断をしないように注意をしましょう。もしかすると目に悪い影響を与えるドライビングサングラスかもしれません。模倣品のドライビングサングラスは危険です。
ココに注意
- 偏光レンズ風を装う
- 十分に紫外線をカットするように見せている
- 運転に最適なような言い回し
お手頃価格だと上記のような問題が生じることもあります。不安な場合はメーカーを確認してみましょう。少しでも違和感を抱いたらやめておくべきです。
安いドライビングサングラスでも問題がない場合
安くて気になるドライビングサングラスを見つけたときは次の点に注意をして購入されることをおすすめします。
ココに注意
- ブランドの確認
- 性能の表示
- 素材の確認
ブランドの確認
安くても信頼のできるブランドでしたら安心が高まります。購入をする前に信頼ができるかを確認しましょう。
ココがポイント
- ブランド名をネットで確認
- 正規販売店かを確認
- 通販の場合はブランド公式サイトを選ぶ
Amazonや楽天だから安心だと思い込まないよう注意をしましょう。販売元を確認せず購入するとブランドが異なることもあります。店頭で購入する場合は正規販売店かを確認することも大切です。
性能の表示
ドライビングサングラスに備わっている性能が、しっかりと表示されていることを確認しましょう。曖昧に表示されている安いドライビングサングラスは避ける方が無難です。
ココがポイント
- 「UV400」や「UVカット99%以上」などの紫外線カット率
- 偏光レンズの表記
- 可視光線透過率の表記
紫外線カットの表記は種類があるので注意をしましょう。上記の他に「紫外線透過率1.0%以下」と表記してあれば安心です。またドライビングサングラスに偏光機能は求めましょう。ギラつきを抑え快適な運転を実現できます。偏光レンズの表記があるドライビングサングラスを選ぶべきです。
可視光線透過率はレンズを通過する光の割合を示します。運転する時間に適した可視光線透過率を有しているか確認をしておきましょう。
-
-
可視光線透過率とは?昼夜の運転に適した色
運転用サングラスを選んでいると必ずでてくる可視光線透過率って何 運転するときのサングラスは何色がいいんだろ? 運転用サングラスのレンズカラーで悩まれている人はいませんか?い ...
続きを見る
素材の確認
ドライビングサングラスは運転に使用するだけに長く使い続けられるものがおすすめです。素材も確認をしておきましょう。
ココがポイント
- レンズ:ガラスレンズ
- フレーム:チタン、ステンレス
上記でなければダメといったわけではありません。ただ耐久性が低く歪みやすいドライビングサングラスだと目に悪い影響がでやすいです。購入する前に素材も確認をしておくと安心です。
安いドライビングサングラスは目に悪いまとめ
安いから目に悪いと言ったわけではありません。ただあまりにも安すぎるのは目に悪影響を及ぼす可能性を秘めています。安いドライビングサングラスを使ったことで眼科費用がかかれば本末転倒です。
安くても性能が備わっていれば問題なく使用ができます。できればドライビングサングラスを選ぶときは「価格重視」ではなく「性能重視」にしましょう。なぜドライビングサングラスを使用するのかを忘れてはいけません。