- 曇りの日でもサングラスはかけた方がいいのかな?
- 曇りの日にサングラスをかけていると周囲の印象が気になる
上記のような悩みを抱えている人はいませんか?サングラスの主な役割は眩しさの軽減です。「曇りの日に使用していたらおかしいと思われるかも」と、不安にもなります。だから使用しないといった判断は本当に正しいのでしょうか。
今回の記事では曇りの日にサングラスは必要かどうかについて解説をします。色や選ぶ際の注意点についても紹介をするので参考にしてください。
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曇りの日にサングラスは必要?
曇りの日でもサングラスは必要です。「でも曇っているときにサングラスをかけるのはおかしくないかな」と言われる人もいることでしょう。必要な理由は曇りでも紫外線を受けてしまうからです。紫外線は目に悪い影響を与えます。
曇りの日は晴れの日よりも紫外線量が多くなることもある
状況によっては晴れの日より曇っている日の方が紫外線の量が増えると言われています。雲に覆われている日でも、隙間から紫外線が降り注ぐのです。隙間から注ぐ太陽光は晴れている日よりも紫外線量が増えるかもしれません。目を守るためにもサングラスが必要です。
曇りの日なのに紫外線を受ける理由
曇りの日なのに紫外線を受ける理由は次のとおりです。
ココに注意
- 曇りでも紫外線は地上に届く
- 散乱光が起きるため
- 反射光が起きるため
曇りや雨でも、昼間は夜に比べ明るいです。紫外線は空気と同様に目に見えません。目に見えないことから油断をするかもしれませんが、明るいので紫外線は降り注いでいます。紫外線の量は、雲の厚さにもよりますが、晴れの日の60~90%程度の量です。薄曇りだと、晴れの日とあまり変わりません。
そして問題なのが散乱光です。散乱光は、太陽光が窒素や酸素の粒子に当たることで方向が変化する光のことを指します。この散乱光が晴れた日よりも紫外線量が増す原因です。雲の隙間から浴びる散乱光が目に影響を与えます。曇りの日だからといって油断はできません。
反射光とは、水たまりなどの水面にはね返り方向が変わる光のことです。この反射光にも紫外線は含まれています。急にザっと降った後の曇りの間からさす光が反射光となることで、目に影響を与えてしまうのです。
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曇りの日にサングラスをかけるメリット
曇りの日にサングラスをかけるメリットは次の2つです。
ココがポイント
- 目の健康を守る
- 視認性が向上する
目の健康を守る
曇りの日でも紫外線の影響を受けます。サングラスが目の健康を維持してくれるのはメリットです。有害な環境から目を守り、視界を良くしてくれます。白内障、黄斑変性症などを予防するためにも、サングラスが必要です。また、サングラスをかけることで視力も向上します。
ココがポイント
- 眩しさを軽減
- 眼球疲労を軽減
- 刺激物の影響を防ぐ
眩しさを軽減することで、視力が向上します。鮮明な視界が必要とされる運転時などにも、サングラスは必要です。目がリラックスされるので、眼球疲労の予防にもつながります。ストレスの緩和にもつながるのがポイントです。
またサングラスは目の中に入るゴミからも守ってくれます。ホコリや砂が目に入ることで不快感や目の痛みといった状況を防いでくれるのです。感染症を予防してくれます。
視認性が向上する
曇りの日は晴れと雨の中間です。雨が降り、その後に雲の隙間から太陽光がさす可能性の高い日です。濡れたボンネットや水たまりは運転に影響を与えます。裸眼のままだと視認性が低下する可能性が高いです。
サングラスは、反射面からの光を防ぐといった視認性の向上にも効果があります。もし運転している最中に次のものを見逃したらどうなるでしょうか。
次のもの
- 信号
- 道路標識
- 歩行者
- 対向車
視認性の低下により上記を見逃したら危険です。重大な事故につながるかもしれません。視認性の向上は、曇りの日にサングラスを使用するメリットのひとつです。
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曇りの日のサングラスを選ぶ際の注意点
曇りの日のサングラスを選ぶ際の注意点は次の4つです。
ココに注意
- 視感透過率は60~80%程度がおすすめ
- 視感透過率が20%を下回るレンズは避ける
- UVカットのサングラスを選ぶ
- 色はイエローやブラウン系
視感透過率は60~80%程度がおすすめ
視感透過率とは、光を通す透過光量の割合です。サングラスをかけない裸眼だと視感透過率が100%状態となり、低くなるほど光を遮ります。視感透過率0%は、明るさを全く感じない状態です。
曇りの日にサングラスを使用するならば、視感透過率は60~80%程度のものを使用しましょう。快晴と比較すると曇りの日はやはり暗いです。視感透過率が低すぎると暗くなりすぎて、逆に危険が生じます。
雲の隙間からの太陽光を防ぎながら視界をクリアにするには、視感透過率は60~80%程度がおすすめです。
視感透過率が20%を下回るレンズは避ける
視感透過率が20%を下回ると曇りの日では、みえづらくなります。視感透過率が20%以下のサングラスは選ばないよう注意をしましょう。
UVカットのサングラスを選ぶ
先ほども説明をしたとおり、曇りの日でも紫外線の影響を受けます。UVカットとは紫外線を吸収する機能を指します。UVカット機能が備わっていないサングラスを選ばないよう注意をしましょう。
選ぶサングラスのUV透過率の目安は1%以下がおすすめです。UV透過率は、数値が低いほど紫外線をカットしてくれます。UVカット率99%と同様の意味です。サングラスを選ぶときはどちらかの記載があるものを選びましょう。
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色はイエローやブラウン系
曇りの日に使用するサングラスのレンズカラーはイエローやブラウン系がおすすめです。
レンズカラーイエローの特徴
イエローのレンズカラーは、視界を明るくすることから、夜間の運転時にもおすすめです。雨天や曇りの運転時にも利用されます。イエロー系の主な特徴は次のとおりです。
主な特徴
- 視界の明るさを保ちながらコントラストを向上
- ファッション性の向上
- インドアスポーツにもおすすめ
イエローレンズは視界を明るくしながらコントラストを向上させます。曇りの日に運転をするのならばイエローレンズがおすすめです。曇りの日でも対向車のヘッドライトは眩しく感じます。眩しさを軽減させながら視界を良好にするレンズカラーです。
またイエローレンズはファッション性が高く、個性的な印象を与えます。おしゃれアイテムとしての効果も期待できるレンズカラーです。その分、ハードルが高い点には注意をしましょう。
レンズカラーブラウンの特徴
ブラウン系のレンズカラーはサングラスの中でも一般的です。イエローにハードルの高さを感じる人は無難なブラウン系を選ぶようにしましょう。ブラウン系の主な特徴は次のとおりです。
主な特徴
- 眩しさを抑えながらコントラストを向上
- 散乱光をカット
- 肌の色に近いので顔になじみやすい
ブラウン系はクリアな視界にしてくるのが特徴です。曇りの日の運転時でも、コントラストが向上することから、物がしっかりと判別できます。自然に眩しさを和らげてくれるので、散乱光も気になりません。
またブラウン系は一般的なレンズカラーなので、無難なイメージを与えてくれます。サングラス初心者でも抵抗なく始められるのがポイントです。
曇りの日のサングラスは必要まとめ
曇りの日でもサングラスは必要です。とくに運転をする際にはサングラスを使用しましょう。ただし、視感透過率が低すぎるのは危険です。視感透過率は60~80%程度で、UVカット機能を備えたサングラスを選びましょう。
レンズカラーはイエローかブラウン系がおすすめです。ただイエローは上級者のイメージがあります。無難なレンズカラーを選ぶのならばブラウン系がおすすめです。