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昼夜兼用の運転用サングラスを選ぶポイントは?通常のサングラスの違い

昼夜兼用の運転用サングラスを選ぶポイントは?通常のサングラスの違い

 

  • 「昼夜兼用の運転用サングラスって通常のサングラスと何が違うの?」
  • 「昼夜兼用の運手用サングラスを選ぶときのポイントは?」

 

年々上昇する気温から、運転中のサングラスの使用は以前よりも重要視されています。しかし運転用サングラスを初めて選ぶ人は、どのようなサングラスを購入すればいいか迷いますよね。人の命を預かる運転に使用するアイテムなだけに、慎重になるのは当然です。

 

そこで今回の記事では、昼夜兼用の運転用サングラスを選ぶポイントについてまとめました。運転用サングラスと通常のサングラスの違いも解説しているので、運転用サングラスの購入で悩まれている人は参考にしてください。

 

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運転用サングラスと通常のサングラスの違い

 

運転用サングラスと通常のサングラスの違い

 

運転用サングラスは、運転が快適になるよう規格が定められています。通常のサングラスとの大きな違いは、JIS規格で定められた安全性の要求事項をクリアしているかどうかです。第一に考えるのは危険な事故を防止すること、安全性を確保してより快適な運転のサポートになるサングラスでなければいけません。

 

運転用サングラスの主なJIS規格

  • 昼間の運転時においては可視光線透過率8%以下のレンズは不可
  • 夜間または薄暮においては可視光線透過率75%以下のレンズは不可
  • 信号の色(赤、黄、青、緑)が識別できること

 

可視光線透過率とは、レンズを透過する光の割合を指します。数値が低いほど光を通しません。0%は全く光を通さなくなるので、8%以下のレンズは使用不可と決められています。周囲が暗くなる夜間の場合は75%以下だと見えづらくなるので使用が不可です。

 

上記以外にも難しい専門的な規定がありますが、運転用サングラスとうたって販売をしているサングラスならば問題はありません。誤って通常のサングラスをかけて万が一事故を起こした場合は「安全運転義務違反」に問われることもあるので注意をしましょう。運転用サングラスは規定があると知っておくことが大切です。通常のサングラスは、目の保護やファッションのアイテムとして着用します。運転用サングラスはファッションよりも安全運転を優先しなければいけません。

 

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昼夜兼用の運転用サングラスを選ぶ4つのポイント

 

昼夜兼用の運転用サングラスを選ぶ4つのポイント

 

  1. 昼夜兼用の運転用サングラスであること
  2. 偏光レンズの採用
  3. 紫外線をカット
  4. フィット感やかけ心地の良さ

 

昼夜兼用の運転用サングラスであること

 

サングラスは、選び方を間違えると「安全運転義務違反」に問われるかもしれません。大切なのはメーカーが「昼夜兼用の運転用サングラス」として販売しているかどうかの確認です。「昼夜兼用」と記載のない運転用サングラスは選ぶべきではありません。

 

先ほどのJIS規格では次のような禁止規定がありました。

禁止規定

  • 昼間:可視光線透過率8%以下のレンズ
  • 夜間:可視光線透過率75%以下のレンズ

 

昼夜兼用の場合、より高い可視光線透過率である夜間用の75%以下のレンズが必要です。ただ80%を超える可視光線透過率のレンズは昼間の運転に適していません。以上のことから昼夜兼用のサングラスは75%~80%のレンズが好ましいといえます。

 

しかし夜間の運転では可視光線透過率75%以下のレンズは使用できませんが、レンズカラーによっては使用できるレンズもあるようです。可視光線透過率の数値を見て「大丈夫」と判断するのは難しいかもしれません。

 

昼夜兼用の運転用サングラスを選ぶときは、メーカーが昼夜兼用であることを説明している運転用サングラスを選ぶのがポイントです。もしくは「昼夜間問わず運転時にかけて良いか」直接メーカーに質問をしてから購入をしましょう。

 

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偏光レンズの採用

 

偏光度は、乱反射など雑光をカットする割合のことです。運転中、太陽の光で視界がぎらつくこともあります。偏光レンズの使用は、乱反射を防ぎ視界をクリアにするのが目的です。運転中のギラギラする見えづらさを解消します。

 

ココがポイント

  • 太陽光の反射による路面のぎらつき
  • 対向車のガラス
  • 標識の反射
  • 対向車のライトや街灯

 

上記によって運転中にストレスを感じたことはありませんか。偏光レンズは視界をクリアにするので、上記の見えづらさを解消してくれます。夜間は太陽が沈むので不要と思われがちですが、最近はLEDライトを使用する車が増えました。夜間のライトが眩しさを増しています。夜間の運転であっても偏光レンズが必要です。

 

ただし、偏光レンズを選ぶ場合は、可視光線透過率とのバランスを確認しましょう。偏光度と可視光線透過率は反比例の関係です。また、偏光度を上げると視界が暗くなるので、信号やナビゲーションが見えづらくなります。偏光度も夜間の運転時に合わせることが選ぶ際のポイントです。

 

紫外線をカット

 

運転中は目の疲れが気になります。紫外線のカットが重要です。運転用サングラスを選ぶときはUVカット機能が備わったサングラスを選ぶようにしましょう。有害な光から目を守ることで、より快適な運転を楽しめます。

 

おすすめなのは、紫外線を99%以上カットするサングラスです。紫外線透過率1.0%以下と表示されている運転用サングラスを選びましょう。紫外線カット率と記載されている場合は99%のサングラスを選びます。

 

フィット感やかけ心地の良さ

 

運転中は、常に周囲の状況に気を配らなければいけません。危険を予知し素早く対処できる姿勢が必要です。もしサングラスに気を取られたらどうでしょうか。事故の原因にもなりかねません。運転用サングラスにはフィット感やかけ心地の良さも求められます。

 

さらに詳しく

  • 自分の顔立ちに馴染む形
  • テンプルが頭部にフィットすることでズレ落ちない
  • 軽量で運転中の負担にならない

 

サングラスは日本人の顔立ちに合わせたジャパンフィットのサングラスがおすすめです。ただ人によっては欧米人向けのサングラスの方がフィットする場合もあります。実際にかけ心地を確認してから、負担のない運転用サングラスを選ぶのがポイントです。

 

ズレ落ちないことも確認をしておきましょう。かけ心地を確認するときは少し周囲を歩いてみるなどして、ストレスを感じないかを確認します。サングラスを上げるしぐさが運転の妨げになるかもしれません。フィット感を確認しておきましょう。

 

長時間の運転で使用するのならば軽量のサングラスがおすすめです。負担をできるだけ軽減したサングラスを選ぶようにしましょう。

 

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まとめ:安全運転を考えた運転用サングラスを重視しよう

 

運転用サングラスは、ドライビングを快適にします。疲れを軽減することで、安全運転が持続するアイテムです。通常のサングラスとは重視するポイントが異なります。ファッション性も大切ですが、それよりも安全運転の継続を念頭に置いたサングラス機能を選択しましょう。

 

昼と夜では、運転状況が異なります。2つの状況で利用できることから選べる種類が減りますが、2つ用意する手間が省けるのがメリットです。自分に最も合った運転用サングラスを購入しましょう。

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