- 「運転中のサングラスは、ハイコントラストレンズが良いと聞いたけどホント?」
- 「ハイコントラストドライビングサングラスってどんなサングラス」
運転中のサングラス選びに悩まれている人はいませんか。探していると「ハイコントラストドライビングサングラス」を見つけることでしょう。ハイコントラストレンズは、乱反射を抑えながら鮮明でくっきりした視界を実現するレンズです。ドライビングサングラスにも採用されています。
「でも運転に本当に最適なの?」と疑いたくもなりますよね。メリットを知ってから購入をするべきです。そこで今回は「ハイコントラストドライビングサングラス」について解説をします。メリットや注意点と併せて参考にしてください。
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ハイコントラストドライビングサングラスとは
ハイコントラストドライビングサングラスとは、ハイコントラストレンズを採用したドライビングサングラスのことです。ハイコントラストレンズには次のような特徴があります。
特徴
- 乱反射を抑える
- 視界がくっきり見える
- 時間帯や天候に関係なく使用できる
ハイコントラストレンズは「光波長制御技術」を採用したレンズのことです。光波長制御技術とは、光の波長を用途に合わせてコントロールする技術をいいます。一般的なサングラスは眩しさを軽減するだけですが、ハイコントラストレンズは眩しく感じる光を効果的にカットするのが特徴です。全体的な明るさを維持したまま、鮮やかな色合いを見せてくれます。
スノーボードやスキーなど、雪を利用したウインタースポーツをする方は、利用されているかもしれません。雪山のデコボコした道をより鮮明に見せてくれます。他にもサイクリングやゴルフ、釣りといったスポーツでも採用されているレンズです。
ハイコントラストドライビングサングラスのメリット
ハイコントラストドライビングサングラスのメリットは次の5つです。
- 眩しさを軽減
- 明るい視界
- 自然なカラーが楽しめる
- コントラストが高いのでくっきり見える
- 全天候に対応
眩しさを軽減
ハイコントラストドライビングサングラスは通常のサングラスと同様に眩しさを軽減してくれます。運転中の眩しさは危険です。眩しさによって事故を起こすこともあります。裸眼の運転で次のような経験をしたことはありませんか。
経験
- 視認性が悪くなる
- 一瞬見えなくなる
- 眩しくてハンドルから手を放す
眩しくて対向車や自転車、歩行者などが見えにくくなったことはありませんか。車はスピードがあることから、一瞬のみえづらさが大きな事故につながることもあります。大きな事故を起こしたとき「眩しかったから」と言い訳をしても、同情は得られません。
眩しくて目をとっさに手でかばうとハンドルから手を放します。数秒であったとしても危険な走行です。ハイコントラストドライビングサングラスにより眩しさを軽減すれば、危険を回避できます。眩しさの軽減はメリットです。
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明るい視界
ハイコントラストドライビングサングラスは、明るさを保ちながら眩しさを軽減するのがメリットです。ただ単に眩しさを軽減していたら見えづらさが残ります。暗すぎて眼球疲労につながるかもしれません。
なぜ暗すぎると疲労につながるのでしょうか。暗くするだけのレンズを使うと、瞳孔がより光を取り入れようと通常よりも開きます。通常よりも開いた瞳孔が、紫外線をより多く取り込んでしまうのです。UVカットが不十分なサングラスだと、逆に目にダメージを与えてしまいます。
眩しさを軽減するだけでは足りません。ハイコントラストドライビングサングラスのように、明るい視界を保つことで目の疲労を抑えてくれます。通常のサングラスよりも運転に適しているサングラスです。
自然なカラーが楽しめる
ハイコントラストドライビングサングラスならば、自然なカラーを楽しみながら運転ができます。ドライブをするのならば、周囲の景色も楽しみたいですよね。すべてが薄暗く見えたら残念です。ハイコントラストドライビングサングラスは、通常のサングラスレンズよりも自然に近いカラーで運転ができるので、よりドライブが楽しめます。
サングラスを使用すると周囲は暗くなることから、赤と青が見えづらくなります。ハイコントラストレンズは見えづらい色に頂点を合わせているので、視界が自然なカラーに落ち着くのです。
ハイコントラストドライビングサングラスは運転手も楽しませてくれます。自然なカラーが楽しめるのはメリットです。
コントラストが高いのでくっきり見える
ハイコントラストドライビングサングラスはその名のとおりコントラストが高いです。コントラストとは明るい部分と暗い部分の差を指します。コントラストが高いということは、明るい場所と暗い場所の見分けがつきやすくくっきり見える状態です。
自然のカラーを保ちながらコントラストが高いので、より鮮明に周囲が見渡せます。よりクリアな視界による運転しやすさは最高です。
全天候に対応
ハイコントラストドライビングサングラスは、朝や夜、晴れや雨といったすべての状況に対応をしてくれるサングラスです。ドライビングサングラスは状況に応じて性能を選ぶ必要がありますが、ハイコントラストドライビングサングラスならば全天候に対応しているので安心です。
いままで説明をしたすべてのメリットにより全天候に対応できます。どのような状況でもよりくっきりと鮮明に見えるハイコントラストドライビングサングラスならではのメリットです。
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ハイコントラストドライビングサングラスの注意点
ハイコントラストドライビングサングラスの注意点は次の2つです。
ココに注意
- JIS規格をクリアしたサングラスを選ぶ
- 車内に放置しない
JIS規格をクリアしたサングラスを選ぶ
ハイコントラストドライビングサングラスのメリットで全天候に対応をしていると説明をしましたが、状況に応じてJIS規格の規定は変わります。運転にサングラスを利用する場合は、JIS規格をクリアしたものを使用するようにしましょう。違反をすると安全運転義務違反に問われるかもしれません。
ココがポイント
- 昼間に運転するときは視感透過率が8%を超えていること
- 夜間に運転するときは視感透過率が75%以上であること
- 信号機の色や標識が識別できるサングラスであること
運転中は、上記の規定をクリアしたサングラスを使用しなければいけません。昼間と夜間では視感透過率が異なります。すべての場面で利用できるサングラスの視感透過率は、75%以上のサングラスです。
ドライビングサングラスを選ぶときは、視感透過率を確認しておきましょう。見えづらいサングラスで運転をするのは危険です。
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車内に放置しない
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エンジンを切ったあとの炎天下の車内は、70度を超えることもあります。レンズの耐久性が損なわれるには十分な温度です。ハイコントラストドライビングサングラスは高価なことから、大切に扱うことをおすすめします。
ハイコントラストドライビングサングラスまとめ
ハイコントラストドライビングサングラスは乱反射を抑えることで良好な視界を実現するサングラスです。自然なカラーで運転を楽しめることからストレスを軽減してくれる効果にも期待ができます。
ただ単に暗くするだけのサングラスにはない快適さが、ハイコントラストドライビングサングラスの魅力です。より高いコントラストの鮮明な視界が見やすさをサポートしてくれます。
ドライビングサングラスを選ぶときはハイコントラストレンズを検討しましょう。ただし全天候に対応できますが、JIS規格の規定は絶対条件です。購入をする際は、視感透過率にも注意をしてください。