- 「プラスチックレンズのメリットとデメリットを知りたい」
- 「ガラスレンズよりもプラスチックレンズの方がいいの?」
上記のような悩みを抱いている人はいませんか?サングラスの購入を検討するときは、素材で悩みます。
「プラスチックレンズがいいのかな?」「それともガラスレンズがいいのかな?」と。
まずは主流となっているプラスチックサングラスのメリットとデメリットを知っておくべきです。メリットとデメリットを知ることで、自分にあったサングラスを選びましょう。
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サングラスの素材とは?
サングラスの素材は主に次の2つから選ばれます。
- ガラスレンズ
- プラスチックレンズ
現在のシェア率はプラスチックレンズが圧倒的に上で、90%以上となっています。もしかすると「サングラスの素材ってプラスチックレンズだけじゃないの」と思われる人もいることでしょう。そのぐらいプラスチックレンズのシェア率が高いです。もともとはガラスレンズだけを利用してました。プラスチックレンズが日本で登場したのは1940年といわれています。主流になり始めたのは1980年代です。
ただシェア率が高いからといってプラスチックレンズが絶対的に良いわけではありません。利用するシーンによって異なります。悩んでいる人は、プラスチックレンズのメリットとデメリットを知っておくことが大切です。
プラスチックサングラスのメリット
プラスチックサングラスの主なメリットは次の3つです。
- 軽い
- 割れにくい
- 価格が抑えられる
軽い
プラスチックレンズのメリットと言えば軽さです。サングラスは重さがあるほど、鼻や耳に負担をかけます。サングラスを支えるのは鼻と耳です。軽くなることで、与える影響を軽減してくれます。サングラスを長時間かけるのが辛いと感じている人はいませんか。もしかするとガラスレンズの重さに違和感を抱いているのかもしれません。普段からメガネを利用している人の多くがプラスチックレンズを使用しています。重さの違いから、負担を大きく感じている可能性が高いです。
サングラスが重くなることで、フレームから耳に負担をかけ赤く腫れあがる人もいます。一度腫れあがるとサングラスをかけることが億劫になるかもしれません。軽量なサングラスならば継続できます。
1日中サングラスを使用する場合は数時間にわたり利用することでしょう。耳や鼻への負担を軽減することで「もう利用したくない」といった状況を防ぎます。ガラスレンズよりも軽いのはプラスチックレンズ最大のメリットです。
自由度が高い
プラスチックレンズは加工がガラスレンズよりも簡単なので自由度が高いです。自由度の高さからバリエーションが豊富で、選べる種類があります。さまざまな形状に対応が可能です。
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ココがポイント
- いろいろなカスタマイズに対応可能
- 柔軟性が高い
- カラーが豊富
プラスチックレンズは加工が容易です。ガラスとプラスチックを想像すると、柔軟性の違いが簡単にわかります。さまざまな形状やサイズに対応が可能です。フチなしサングラスもプラスチックレンズならば問題はありません。
その柔軟性の高さから、創造的なデザインを有したサングラスも製造されています。オリジナルサングラスのオーダーを受けるお店も増えてきました。プラスチックレンズの方が圧倒的にバリエーションは豊富です。耐衝撃性の高さが、いろいろな可能性を高めています。
また染色性の高さもプラスチックレンズの魅力です。カラーバリエーションが豊富になることから、選択肢が増えています。オシャレなサングラスを求めているのならば、プラスチックレンズの方がおすすめです。
割れにくい
プラスチックレンズはガラスレンズよりも耐衝撃性に優れています。ある程度の高さから落とせばガラスレンズは簡単に破損しますが、プラスチックレンズは軽量と丈夫さから無事です。
割れにくいことから次の場面に優れています。
ココがポイント
- スポーツで使用する
- アウトドア
- 子供が使用する
球技で、サングラスを使用しながら顔面にボールが当たったときのことを想像してみましょう。ガラスレンズの場合だと大事故につながるかもしれません。プラスチックレンズは割れにくいことから、大きなケガが起きにくいです。スポーツで使用する際は、プラスチックレンズを活用しましょう。
アウトドアでも同様です。動きの激しいときは、サングラスを落とすかもしれません。ガラスレンズが岩に落ちたら一瞬で割れてしまいます。プラスチックレンズは傷が付きますが、割れるまでには至りません。
また、子供はときに予想だにしない行動をします。ガラスレンズが破損し、手や足に大けがをするかもしれません。割れにくいプラスチックレンズならば、破片が飛び散る可能性が低いです。大きな事故を防げます。
割れにくいのはメリットです。いろいろなシチュエーションで活躍します。
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プラスチックサングラスのデメリット
プラスチックサングラスの主なデメリットは次の3つです。
- 耐久性が低い
- ガラスレンズよりも疲れやすい
- 歪みやすい
耐久性が低い
プラスチックレンズは割れにくい素材ですが、耐久性の低さがデメリットです。ガラスレンズの耐久性は5年程度なのに対しプラスチックレンズは1~2年といわれています。割れることはないが傷が付きやすいといった素材です。
ココがポイント
- キズが付きやすい
- 耐熱性が弱い
- 手入れに気を遣う
プラスチックレンズは傷が付きやすいです。爪がレンズに触れただけでも傷が付くかもしれません。風の強い日にかけていたら砂ぼこりで傷が付くなんてこともあります。傷が多くなると見やすさに影響がでます。ガラスレンズと比較をすると耐熱性も課題です。プラスチックレンズは熱に弱く、夏の車内に放置するとコーティングが劣化するかもしれません。1年も持たずに劣化し使えなくなることもあります。
耐久性がないことから手入れにも気を使わなければいけません。多くの人がよくやるティッシュで拭くといった動作でもレンズに傷をつけます。雑に扱うと耐久性が損なわれるのはデメリットです。
ガラスレンズよりも目が疲れやすい
透明度はガラスレンズよりも落ちます。違和感がないクリアな視界を比較するとプラスチックレンズはワンランク下です。見やすさで言えばガラスレンズよりも落ちることから、目の疲れやすさがデメリットにあげられます。
プラスチックレンズは長時間にわたり利用をすると疲れるそうです。一度ガラスレンズを利用したことのある人は、プラスチックレンズを利用できないとも言われています。目の疲れにより肩が凝り、頭痛が起きる人もいるそうです。一度ガラスレンズを利用すると、プラスチックレンズは利用できないと言う人が多くいます。
歪みやすい
プラスチックレンズのメリットである割れにくさが、歪みにつながります。硬度が低いことから、歪みやすいのはデメリットです。歪みが発生することで、見やすさに影響がでます。
「2年利用しているけど、まだまだ利用できる」と思っていても、知らぬ間に歪みが生じているかもしれません。歪みが目に悪い影響を与え視力が落ちます。歪みやすいのはデメリットです。
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