- 「偏光サングラスって何?」
- 「目に優しいサングラスがほしいけどどうやって選ぶの?」
眩しさが厳しい日でも、視界を良好にしてくれるサングラスを探している人はいませんか?強い日差しから目を守ってくれるサングラスを探しているのならば、偏光サングラスがおすすめです。
車の運転や野外活動など、眩しいときでもクリアな視界を保ってくれます。でもどのように選べばよいか悩みますよね。
そこで今回は、疲れにくい&目に優しいサングラスの選び方について解説をします。偏光サングラスの注意点と併せて参考にしてください。
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偏光サングラスは目が疲れる?
偏光サングラスで目が疲れることはありません。まずは偏光サングラスについて確認をしておきましょう。
偏光サングラスとは?
偏光サングラスとは、偏光レンズを採用したサングラスのことです。偏光レンズを使用しないサングラスは、眩しさだけを軽減してくれます。偏光レンズを使用したサングラスは、眩しさ以外にも乱反射などによるギラつきも抑えてくれるサングラスです。
ココがポイント
- 偏光度90%以上:偏光レンズ
- 偏光度90%以下:偏光機能レンズ
厳密に言うと、偏光度90%以下の偏光レンズを採用した場合は偏光サングラスとは呼べません。「じゃぁ偏光度90%のものを購入しよう」と思われるかもしれませんが、それも間違っています。状況に合わせて選ぶことが大切です。後に紹介する可視光線透過率と偏光度のバランスでも解説をしていますが、自分に合った偏光サングラスを選ぶようにしましょう。
偏光レンズと調光レンズの違い
偏光レンズとよく間違われるのが調光レンズです。調光レンズは紫外線で色が変わるレンズを指します。どちらも眩しさを抑えてくれることに違いはありませんが、特徴が異なるので注意をしましょう。
ココに注意
- 偏光レンズ:照り返しなどの乱反射をカット
- 調光レンズ:紫外線に応じて色が変化
調光レンズは場所によってレンズの色が変わるので、場所によってサングラスを外すといった動作が不要になります。ただ偏光レンズのようなギラつきをクリアな視界にする機能はそなわっていません。運転などには偏光サングラスのほうがおすすめです。
偏光サングラスがおすすめのシーン
眩しさやギラつきを抑えて、視界をクリアにしてくれる偏光サングラスは次のシーンで利用するのがおすすめです。
ココがおすすめ
- 車(自転車)の運転
- ゴルフ
- 海や川で行う釣りなどのスポーツ
- 雪を利用するウインタースポーツ
車の運転時は対向車や水たまりの乱反射で、見えづらくなることもあります。偏光サングラスを使用すれば、視界が良好になることから長時間の運転でも疲れにくくなることでしょう。
ゴルフでも、天然芝に太陽光が反射します。コースをクリアに見渡すためには、偏光サングラスがおすすめです。海や雪のスポーツも同様に、照り返しが抑えられる偏光サングラスを採用しましょう。
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疲れにくい&目に優しいサングラスの選び方
疲れにくい&目に優しいサングラスの主な選び方は次の3点です。
ココがポイント
- 可視光線透過率と偏光度のバランス
- 利用する場によってレンズカラーを変える
- UVカット機能も必要
可視光線透過率と偏光度のバランス
可視光線透過率は、レンズを通過する光の割合を指します。裸眼の状態を可視光線透過率100%とするならば、真っ暗な状態が可視光線透過率0%です。光を通すほど割合が高くなります。
偏光レンズは先ほども説明をしたとおり眩しさを軽減するレンズです。偏光レンズと呼べるのは偏光度90%以上と説明をしましたが、90%以上を得るためには可視光線透過率を抑えなければいけません。可視光線透過率と偏光度はその性質上から反比例の関係にあります。
どの割合が正しいとは言えません。サングラスを使用するシーンや個人差があります。疲れにくい&目に優しいサングラスを選ぶ際は、シーンに合わせて何度か試してみることが大切です。自分に合った割合のサングラスを選ぶようにしましょう。
利用する場によってレンズカラーを変える
偏光サングラスを利用する場合は、レンズカラーもシーンによって考えましょう。レンズカラーによって機能が少々異なります。疲れにくいレンズカラーを選ぶことも大切です。
さらに詳しく
- ブラウン系:コントラストをはっきりさせる
- ブルー系:眩しさを抑えてくれる
- イエロー系:視界を明るくしてくれる
ブラウン系は曇りの運転やゴルフにおすすめのレンズカラーです。偏光レンズと組み合わせることでよりコントラストをはっきりさせます。ただ景色を楽しむようなシーンで長時間利用すると目が疲れるので注意をしましょう。
ブルー系はスポーツやレジャーにおすすめです。偏光レンズと組み合わせることで、太陽光の照り返しをカットしてくれます。長時間のドライブにもおすすめです。目が疲れにくいといった特徴を有しています。イエロー系も曇っているときの運転時におすすめです。偏光レンズと組み合わせることで、視界が明るく見えます。視界が少し暗いと感じるシーンで利用するのがおすすめです。
UVカット機能も必要
UVカット機能も備えている偏光レンズを選ぶようにしましょう。UVカット機能とは紫外線を遮ることです。ほとんどのサングラスに備わっていますが、念のため確認しておくことが大切です。
紫外線は目の大敵、疲れにくく優しい偏光サングラスを探しているのならば絶対に外せません。「紫外線透過率1.0%以下」もしくは「UVカット率99%以上」と書かれている偏光サングラスを選んでください。
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偏光サングラスの注意点
偏光サングラスを利用する際の主な注意点は次の2つです。
ココに注意
- 熱や水に弱い
- 液晶画面が見えづらい
熱や水に弱い
偏光サングラスは熱や水に弱いので注意をしましょう。例えば次のようなシーンで利用する場合は注意が必要です。
ココに注意
- 車の運転
- バーベキュー
- 海水浴や釣り
車の運転時だけに利用する場合、車内に放置する人がいますが、温度の高い車内に置いておくと偏光レンズが破損します。熱で変形した偏光フィルタがさけてしまう可能性が高いです。
バーベキューでの利用時も注意をしましょう。火の近くで偏光サングラスを使用していると偏光フィルタが破損します。シャツの首や胸ポケットにしまったままの状態で火のそばにいるのも危険です。
水にも弱いので海水浴や釣りをする際も注意をしましょう。万が一濡れた場合は、素早く拭き取ることが大切です。
液晶画面が見えづらい
偏光サングラスはその機能性から液晶画面が見えづらくなることに注意をしましょう。最近は偏光レンズに対応した液晶も開発されています。ただ、まだまだ普及はしていません。車の運転時にカーナビを見る際は注意が必要です。
またカーナビ以外にも次の画面を見る時は注意をしましょう。
ココに注意
- パソコン
- スマホ
- デジタルウォッチ
液晶にも偏光板が使用されています。偏光レンズと偏光板が合わさることで、画面が真っ暗に見えてしまうのです。最近はスマホを見る機会が増えています。購入する前にどのくらい見えづらいかを確認しておきましょう。
カーナビも見る角度や状況によって見えづらさが異なります。事故につながらないよう注意が必要です。
偏光サングラスは目が疲れるまとめ
偏光サングラスはドライブやウインタースポーツ、釣りやゴルフなどのシーンにおすすめです。特に運転時にはギラつきを抑制するので、目の疲れも抑えてくれます。運転時のストレスを抑えてくれることから、目にも体にも優しいサングラスです。
ただ液晶画面が見づらくなる点に注意をしましょう。水や熱、衝撃にも弱いのが特徴です。長く使用するためにも偏光サングラスは大切に扱うことをおすすめします。