- 「ガラスレンズサングラスに傷が付くのを防ぎたいのだけど注意点はあるかな?」
- 「ガラスレンズサングラスの買い替えタイミングを知っておきたい」
ガラスレンズサングラスの傷について悩まれている人はいませんか?ガラスレンズは傷に強いと言っても使い方を誤れば傷が付きます。傷が付けば性能も落ち、最悪の場合は買い替えなければいけません。せっかくプラスチックレンズではなくガラスレンズを購入したのに残念な結果です。また高額な支払いをしなければなりません。
そこで今回は、ガラスレンズサングラスに傷をつけないための注意点を解説します。買い替えのタイミングと併せて参考にしてください。
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ガラスレンズサングラスに傷が付くよくある行動
ガラスレンズサングラスに傷が付くよくある行動は次の3つです。
- サングラスの汚れを乾拭き
- ガラスレンズサングラスをケースに入れず持ち運ぶ
- 風が強くて汚れたのに放置
サングラスの汚れを乾拭き
サングラスに付着した汚れを、思わず次のようなもので拭いていることはありませんか?少しの汚れだと、身の回りにあるものでサッと拭きたくなります。
例えば
・ネクタイ
・洋服
・ハンカチ
上記で強く拭くとガラスレンズに傷が付く可能性が高いです。最近はネクタイの裏地がメガネ拭きになっているものもありますが、普通の布地でガラスレンズを拭くのは、やめておきましょう。
洋服も布の繊維がガラスレンズを傷つけます。ハンカチも同様です。メガネ専用のなめらかな布以外で拭くと傷が付く可能性が高くなります。
ただ、汚れたときにサッと拭いてしまうクセが付いているとなかなか抜けません。意識して、乾拭きはしないようにしましょう。
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ガラスレンズサングラスをケースに入れず持ち運ぶ
サングラスはマナーが問題視されることもあります。急に外すことがあるかもしれません。プライベートでも外出中で知り合いに会うこともあります。サッと外したサングラスをどこにしまいますか。
そのままポケットやかばんの中に入れると、ガラスレンズに傷が付きます。もしかばんの中で重いものがのってしまえば、最悪フレームも壊れるかもしれません。サングラスはメガネと違い外出中にはずすことも多々あるアイテムです。
かけずに持ち運ぶ際は注意をしましょう。ガラスレンズに気が付くだけでなく、フレームが折れることもあります。
風が強くて汚れたのに放置
風が強い日にサングラスをかけていたにもかかわらず、そのまま放置するようなことはありませんか。風が強い日はサングラスにいろいろな汚れが付きます。汚れを落とさずにいると、次に使うときその汚れが傷をつけるかもしれません。
ガラスレンズに着いた傷を直すことはできないので注意をしましょう。その日に傷が付かなくても、後日汚れが傷につながることもあります。
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ガラスレンズサングラスに傷をつけないための注意点
主なガラスレンズサングラスに傷をつけないための注意点は次の3つです。
ココに注意
- ケースに入れて保管する
- 付着した汚れを放置しない
- 正しく耳にかけないときはケースに入れる
ケースに入れて保管する
サングラスを外したら、必ずケースやサングラスの収納袋に入れて保管をしましょう。ガラスレンズは、他のものと直接接触することで傷が付きます。傷が付く原因をなくすためにも、保管をするときはサングラスを守ることが大切です。
しかし外出先でケースを忘れることもよくあります。筒状(トイレットペーパーの芯など)のようなものに入れて保管をするなど、よくケースを忘れたときの対応策を紹介していますが、レンズが筒状の内側に触れないものでなければいけません。
無難なのは近くの100円ショップなどでケースを購入する方法です。手間かもしれませんが、高額なサングラスのレンズに傷が付いたことを考えてみましょう。きっと「ケースを忘れなければよかった」「ケースを購入していればよかった」と後悔をします。
サングラスを外したときは、必ずケースに入れて保管をしてください。傷の原因になり得るホコリが付くことも防げます。
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付着した汚れを放置しない
付着した汚れは、その日のうちに取り除きましょう。汚れ自体でガラスレンズに傷が付くことはありません。砂埃の小さな粒があるのを知らずにガラスレンズを拭くと、傷が付く可能性がでてきます。汚れがひどいと思い、力任せにキュッキュと拭いたら目立つ傷が残ることでしょう。
汚れたガラスレンズは手順をふんでキレイにすることが大切です。
- 洗面器に常温水をため中性洗剤を混ぜます
- 洗面器にサングラスを入れて指の腹を使いながら優しく洗います
- 汚れが落ちたら流水で払い流します
- ティッシュなどを軽く押し当てて水分を取ります(※強く拭くのは傷がつくのでNGです)
- メガネクロスやクリーニングクロスで拭きます
ガラスレンズに傷をつけないよう、丁寧に扱うようにしましょう。水気がなくなったら専用のケースに入れて保管します。
目に見えない汚れが付着していることもあるので注意をしましょう。小さい傷からコートがはがれていきます。キレイだと思っても使用したあとはお手入れすることが大切です。
正しく耳にかけないときはケースに入れる
サングラスを耳にかけて正しく使用しないときは、ケースに入れて保管をしましょう。ファッションでサングラスを利用すると傷が付く可能性が高いです。次のような使い方をするときはメインのサングラス以外を利用しましょう。
ココに注意
・胸ポケットに入れる
・おでこに上げる
・サングラスを後頭部にかける
サングラスを落としてレンズに傷が付くかもしれません。サングラスをファッションで利用したい場合は、プラスチックレンズなど安価なものを利用しましょう。機能性を重視するガラスレンズは、正しく耳にかけて使用することをおすすめします。
ガラスレンズサングラスの買い替えのタイミング
ガラスレンズサングラスは3年以上大丈夫といわれています。注意を守り大切に利用をすれば5年程度は問題ありません。ただ乱暴に利用をすると、3年ももたずに傷がつきレンズがダメになります。
ガラスレンズは、次のタイミングで買い替えを検討しましょう。
ココがポイント
- 使用開始から3年以上経過
- 目立つ傷があって見づらい
- 度付きの場合でみえづらくなってきた
見づらくなってきたら、買い替えのタイミングです。また目立つ傷があるようならば3年を待たずにレンズ交換を検討しましょう。機能性を損なったサングラスは目に負担をかけるかもしれません。
ガラスレンズサングラスに傷まとめ
最近の主流はプラスチックレンズです。ただガラスレンズは傷が付きにくく、耐久性などのメリットがあります。透過率も高く歪みも少ないのが魅力です。ただ傷が付きにくいといっても正しい使い方をしなければ傷が付いてしまいます。
またガラスレンズはメリットが多い分、高額なのがデメリットです。せっかく性能の良いサングラスを購入したのですから、注意をしながら利用をしましょう。5年ぐらい利用してから買い替えのタイミングになるのが理想です。