サングラスのレンズは素材によって異なります。サングラスを購入する際は、使用する環境によって素材を変えることが大切です。見た目や価格はもちろん大切ですが、素材の違いを知らずに購入すると後悔をするかもしれません。
特に車の運転などで利用する場合は、素材選びが重要です。車の運転は同乗者や周囲の命を預かります。運転に適した素材のサングラスレンズを購入しましょう。
そこで今回はサングラスレンズの素材について解説をします。サングラスの購入で迷われている人は参考にしてください。
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サングラスレンズで利用される2種類の素材
サングラスレンズの素材は、主に次の2種類です。
- ガラス素材
- プラスチック素材
利用されている割合はプラスチックが圧倒的です。多くの人がプラスチックレンズを採用したものを利用しています。しかしそれはプラスチックが全てにおいて優れているからではありません。まずは素材ごとの特徴を確認しておきましょう。
ガラス素材の特徴
ガラスレンズの特徴は次のとおりです。
ガラスレンズの特徴
- 透明度が高い
- かけているときの違和感が少ない
- 目が疲れにくい
- 耐熱性能に優れている
- 傷がつきにくい
- 耐久性に優れている
- 割れやすい
ガラスレンズは透明度が高いので、視界が明るくなります。プラスチックよりも通過する光量が多いので、「見え方がラク」と思う人が多いです。裸眼のときとの違和感が少ないので、目が疲れにくいといった特徴があります。見えにくいと眼球の筋肉をより一層使うので、眼精疲労につながりやすいです。その結果、肩こりや頭痛につながるかもしれません。視界からより多くの情報を正確に手に入れたい場合はガラスレンズがおすすめです。
またプラスチックよりも耐熱性に優れています。傷も付きにくく、耐久性に優れているのも特徴です。大切に使用すれば、長い期間にわたりかけ続けられます。ただし割れやすいので落下などには注意が必要です。
「割れやすいのか」と思った人には、DEECのサングラスをおすすめします。DEECが製造するガラスレンズは厳しい落下テストをクリアしました。テスト内容は、1.27mの高さから16.2gの鉄球をガラスレンズの上へ落とすものです。この過酷なテストをクリアした強度の高いレンズをDEECは採用しています。
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プラスチック素材の特徴
プラスチックの特徴は次のとおりです。
プラスチックの特徴
- 軽い
- カラーバリエーションが豊富
- デザインのバリエーションが豊富
- ファッション性が高い
- 割れにくい
- 傷がつきやすい
- 耐熱性が低い
- 劣化が早い
プラスチック素材は軽いのが特徴です。少しの違いですが、長時間かけていると耳への負担が変わります。さらにガラスレンズよりもカラーバリエーションが豊富です。ガラスよりも染めやすい素材なので、多くのカラーから選べます。加工もしやすいのでデザインが豊富なのも特徴です。おしゃれなサングラスを求めている人には、プラスチック素材をおすすめします。
また、ガラスよりも割れにくいので丈夫です。ガラスレンズなら割れている高さから落としても、プラスチックレンズは割れずに利用ができます。
ただし、耐熱性が低く劣化が早いのがデメリットです。コーティングがはがれやすく、ガラスレンズよりも早く買い替えが必要になります。ガラスレンズよりも安く手に入りますが、使用できる期間で考えるとコストパフォーマンスが落ちるのがデメリットです。
高級サングラスはガラスレンズを採用している
消費者にとっては価格の違いも気になります。プラスチックはガラスレンズよりも安いです。加工もガラスレンズに比べ容易なので、低コストでの提供を行えます。ただ先ほども説明したとおり、価格はガラスレンズが高いです。そのため高級サングラスのほとんどがガラスレンズで製造されています。
レンズのひずみ測定での比較
レンズのひずみを比較するとガラスレンズの方が優れていることがわかります。ひずみが大きいと次のような問題がおきるので注意が必要です。
ココに注意
- 風景が歪んで見える
- 目が疲れやい
- 視力低下
上記はプラスチック素材を採用したサングラスで必ず起きるわけではありません。ただひずみが大きいと目に負担がかかってしまいます。見えづらさから目の筋肉をより多く使えば、眼球疲労や視力低下につながる可能性が高いです。ひずみが起きる原因はプラスチック素材の柔らかさに関係してきます。割れにくいのはプラスチック素材のメリットです。しかし柔らかいから割れにくく、柔らかいからフレームの圧力によって変形し、ひずみが発生します。
ガラスレンズは割れやすいですが、非常に硬い素材なので傷がつきにくく変形が起きにくいです。だからこそ耐久性が高く、高級サングラスのほとんどがガラスレンズ素材を採用しています。
透明度で比較
高級サングラスのほとんどがガラスレンズを採用している理由は、透明度も関係してきます。透明度の比較試験において、高い性能をガラスレンズは示しました。実験内容は次のとおりです。
実験内容
- 同じ素材のレンズを複数枚重ねる
- 測定用のビデオカメラ前に設置
- 映像や文字を映し出し、光を当てる
映し出された文字が見やすい方の透明度が高いとわかる比較試験です。視覚的にみると、明らかにガラスレンズで見た文字の方が見やすいことがわかります。透明度や制度が高いガラスレンズが高級サングラスに採用されやすいのは当然です。
サングラスレンズの素材選びは使用環境によって決める
ガラスとプラスチックで大きく特徴が異なります。プラスチックが登場する前のレンズ素材は、ガラスが主流でした。しかし技術の発達により、ガラス素材の機能性に迫るプラスチック素材が開発されたのです。開発によりプラスチック素材のシェアが年々高まっていきました。
そうなると「後発的でシェア率の高いプラスチック素材の方が優れているの」と思う人もいるかもしれませんが、一概に正しいとは言えません。サングラスレンズの素材は特徴と性質を知った上で環境別に決めることが大切です。耐熱性の高いガラス素材は、熱がこもる環境で使用をしましょう。調理場や熱を利用する工場で使用する場合は、耐熱性の高いガラス素材がおすすめです。また、透明性など性能も高いので、運転中に装着するならガラス素材を選びましょう。
プラスチック素材は、スポーツをするときにおすすめです。またオシャレで付けたい場合も加工幅の広いプラスチック素材を選択しましょう。フレームの選択肢も多く、私服の趣味にあったサングラスが見つかるはずです。
運転中のサングラスならガラス素材にこだわったDEECがおすすめ
運転中に使用するサングラスを求めるならガラス素材にこだわったDEECをおすすめします。機能性を重視したドライビングサングラスを開発しているメーカーです。
メガネの聖地と呼ばれる鯖江の地で、性能に優れたドライビングサングラスを提供しています。
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サングラスレンズの素材についてまとめ
サングラスレンズは使用する環境で使い分けるのがおすすめです。高級サングラスはガラス素材が多いと解説しましたが、球技などのスポーツ環境で使用するのはおすすめできません。破損しやすいのでプラスチック素材がおすすめです。
しかし、運転中の環境ではガラスレンズを選択しましょう。プラスチック素材は熱に弱いので、夏の車内に放置すると破損する可能性が高まります。少し高額になるかもしれませんが、運転は命に係わると考えれば高いとは思えません。