- 「ドライビングサングラスでUV400という文字を見かけたけど何を表しているの?」
- 「ドライビングサングラスにUVカットは必要?」
ドライビングサングラスの購入に際し、UVカット機能の必要性に悩まれている人はいませんか?UVカットはドライビングサングラスにとって重要な機能といえます。ファッション性だけを求めてサングラスを使用する場合であっても、目を守る紫外線カットにはこだわりを持つべきです。
しかし、大切だといわれてもどのように選べばよいか悩みますよね。そこで今回は「UVカット機能付きドライビングサングラスの選び方」について解説をします。紫外線が目に与える影響と併せて参考にしてください。
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運転用サングラスはUV400以上がいいの
結論から説明をすると、運転用サングラスはUV400以上を選ぶべきです。しかし「UV400以上」の意味を知っておかないと納得できないですよね。納得して購入をするためにも、まずは詳細を確認しておきましょう。
運転用サングラスとは?
運転用サングラスとは、運転中に快適な視界を確保することを目的として使用するサングラスのことです。快適な視界の他、疲れやすい運転中の眼球疲労や目のダメージを保護する目的として使われます。
視認性が向上することで安全運転の補助的な役割を担うサングラスです。ファッション性よりも機能性を重視しています。紫外線をカットするUVカットの他、視界をクリアにする偏光レンズや自分に合った適切なレンズカラーを選ぶことで快適なドライブを実現させることでしょう。
ただ運転用サングラスはJIS規格をクリアしていなければいけません。JIS規格をクリアした運転に使用できるサングラスを運転用サングラスと呼んでいます。
UV400以上とは
UV400とは、目に悪影響を及ぼすUV(紫外線)を400ナノメートルまでカットする機能のことです。400ナノメートル以下の紫外線をカットしてくれるので、目を守るために必要なUVカット機能のひとつの目安として使われています。
他にも以下の表記があるので値に注意をしましょう。
ココに注意
- UV380:380ナノメートル以下の紫外線をカット(紫外線を約90%カット)
- UV400:400ナノメートル以下の紫外線をカット(紫外線を約99%カット)
- UV420:420ナノメートル以下の紫外線をカット(紫外線を約100%カット)
数値が上がるほど紫外線をカットする性能も上がります。UV420はUV400よりもさらに高い性能を有したレンズです。ただ400以上がひとつの目安として利用されていることから、十分な性能を持っているといえます。
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紫外線が目に与える影響
肌の紫外線対策は多くの人が気にしますが、目も紫外線対策が必要です。紫外線は目の病気につながります。
ココに注意
- 角膜炎
- 白内障
- 加齢黄斑変性
「普段サングラスをしてないけどなんともないよ」と言われる人もいることでしょう。紫外線はダメージを蓄積します。蓄積されたダメージにより上記のような病気に悩まされるのです。運転中に目を休ませることはできません。紫外線によるダメージを蓄積させないためにも紫外線対策は重要です。
運転用サングラスはUV 400 以上がおすすめ
UV420はUV400以上の性能を持っていますが、一般的にUV400以上の表示があるものをUVカットレンズと呼んでいます。400ナノメートルまでの紫外線を99%以上カットする性能があれば十分です。
紫外線には種類があります。
種類
- UV-C:地表に到達しない紫外線
- UV-B:一部地表に到達(波長280~315ナノメートル)
- UV-A:地表に届く約9割の紫外線(波長315~400ナノメートル)
UV-AとUV-Bが人に悪い影響を与えるといわれています。波長から見るとUV400ならば守れそうですが、完全ではありません。しかし約99~100%の紫外線から目を守ってくれる性能です。
波長から見てもUV400以上であればたいていの紫外線から目を守ってくれます。運転用サングラスはUV400以上を選ぶようにしましょう。
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UVカット機能付きドライビングサングラスの選び方
UVカット機能付きドライビングサングラスの主な選び方は次のとおりです。
さらに詳しく
- 紫外線カットの数値を確認
- UVとレンズの濃さは関係ない
- 目を広い範囲で守る大きさのレンズを選ぶ
紫外線カットの数値を確認
紫外線をどれだけカットする性能を有しているのか、購入をする前に確認をしておきましょう。紫外線に関する性能は次のような表記がされます。
さらに詳しく
- UV400
- 紫外線カット率99%
- 紫外線透過率1%
表記は違いますが、上記はすべて同じレベルの性能です。紫外線透過率とは、紫外線がレンズを通過する量のことをいいます。カット99%と透過率1%は同じ意味というわけです。
サングラスやメーカーによって紫外線に関する表記は異なります。数字だけでの判断ではなく、紫外線をどのくらい防げるのかで確認をすることが大切です。
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UVとレンズの濃さは関係ない
「紫外線カットの性能はレンズカラーに比例する」といった勘違いをされる人が多くいます。レンズの濃さと紫外線のカットに関係はありません。クリアのレンズでも紫外線はカットできます。勘違いをしないように注意をしましょう。
レンズが濃くなると眩しさが低減されます。眩しさが低減されることから、紫外線をカットする性能が上がると勘違いをする人が多いようです。運転用サングラスはレンズカラーが濃すぎると運転に支障がでるかもしれません。間違った知識で購入をすると痛い目を見ます。
例えば、濃いカラーレンズで性能がUV380のサングラスです。濃いカラーレンズになると人の目はより光を取り入れようと瞳孔が開きます。瞳孔が大きく開いた瞳に紫外線があたるのです。より多くの紫外線をダメージとして蓄積します。より高いUVカット性能を求めているのならばレンズの濃さで確認をするのではなく、先ほどの表記と数値で確認をしましょう。勘違いをしたまま購入をするのは、目のダメージにつながります。
目を広い範囲で守る大きさのレンズを選ぶ
紫外線から目を守るためには、できるだけ隙間ができない大きさのレンズが必要です。小さいフレームだと隙間から紫外線が入り込みます。運転中の眼精疲労をできるだけ抑えるためにも、レンズが大きく目を広く守れる運転用サングラスを選ぶようにしましょう。
ただし、大きいといってもフィット感が損なわれるような大きさでは問題です。運転用ドライビングサングラスはフィット感を求めなければいけません。運転中にサングラスがズレた状況を想像してみましょう。運転に支障がでる危険性が高まります。
大きいレンズと説明をしましたがフィット感を重視したうえでのサイズで選ぶようにしましょう。運転用サングラスは機能性とフィット感が大切です。
運転用サングラスuv400まとめ
「サングラスは紫外線をカットして当然でしょ」と勘違いをしている人もいます。サングラスは、眩しさを低減するアイテムです。紫外線をカットする性能が備わっていないと目にダメージが蓄積されます。
紫外線が気になる人は、UV400以上の性能を持っている運転用サングラスを選ぶようにしましょう。紫外線カット率99%以上が必要です。運転中は、目を酷使します。少しでも疲れを和らげる性能を有した運転用サングラスを選ぶようにしましょう。